こんにちわ。
腰痛治療家で理学療法士の平林です。
あ・・・・ヤバイ、ピキっとなった・・・。
重い物や床にある物を持ち上げようとして、このような、状態になった事がありませんか?
結構、こんな感じで、ヤバい・・・と思う人は多いです。
腰に痛みが起きる人の中で、圧倒的に多いのが、床から物を拾う動作や持ち上げようとする時です。
なんで、
床から物を拾う際に腰が痛くなるのでしょうか?
なぜ、ヤバくなるのでしょうか・・?
でも、
本当に重いものをもったから、腰痛になってしまうのでしょうか?
と考えるといくつかの疑問が浮かんできます。
という所で。
今回は、
この重いものを持つ・拾うという事と。
腰痛の関係性について書いていきます。
今回の話が理解できれば、物を拾う際や重い物を持ち上げる際に、腰痛を予防できるようになるでしょう。
是非、参考にして欲しいと思います。
では、宜しくおねがいいたします。
1 重い物を持つと腰に痛みが起きるのか?
重いものを持ちげようとしたら、腰痛になった。
という話を聞いたこはありませんか。
腰の痛みは、モノを持ち上げようとした瞬間に痛くなる。
という人が多いです。
実際に、モノを持ち上げようとする動作は腰に負担がかかります。
上記のイラストのように、座って前傾する姿勢が一番腰に負担をかけます。
つまり、屈んで物を持ち上げる動作が、一番腰に負担をかけてしまうのです。
なので、
腰を痛めやすい人も少なくないと思うのです。
しかし、
ここで一つ、気になるのが、重いものをもったから、本当に腰に痛みがおきたのでしょうか?
という疑問です。
確かに重いものを持つ際には、腰にとても大きな負担がかかります。
なので、
重い荷物をもったから、腰が痛くなったということはあります。
しかし、
という可能性も考えられると思うのです。
なので、
重い物を持ち上げる動作意外にも、腰を痛めてしまう可能性がある。
という事をお伝えしつつ、ここでは、腰に痛みを引き起こす内容について紹介していきます。
1-1 腰に痛みを起こしやすい人は多い
実際に重い荷物をもったことによって、腰が痛くなってしまったという方は多いです。
重い荷物をもってぎっくり腰になってしまった・・・・
なんていう話を聞いたことはありませんかね。
引越しや部屋の掃除など。
重い荷物をもつという場面で、腰を痛めてしまう方は多いんです。
また、
荷物以外でも、腰を屈めて、お起き上がろうとした際や体を捻った時など。
腰に急激な負荷が加わってしまった時に、腰を痛めてしまう人は多いのです。
- 顔を洗おうとした時
- 床からものを拾おうとした時
- くしゃみやせきをした時
- 振り向いた時
など。
このような場面でも腰を痛めてしまう人が多いのです。
なので、
腰の痛みは、どんな場面でも起きる。
と考えておくといいでしょう。
で、この中で、荷物をもつときが、一番腰痛を起こしやすいので、自分で気をつけることが大事になってくるのです。
1-2 腰に痛みを起こさない人もいる
重い荷物をもっても腰に痛みを起こさない人もいるのです。
これは、荷物の持ち方や腰への負担の違いなど。
考えられる点がいくつかあるのですが。
だいたい、
腰に痛みを起こさない方というのは、腰周りが柔軟であったり、筋力がきちんとついていたりしています。
で、
荷物を持つ際には、膝を曲げて、足の力を利用して腰を持ち上げたりと。
重い荷物をもつ前の体勢がきちんと出来ていたりするのです。
逆に、腰に痛みを感じてしまう方は、
荷物を持つ際に、足の力を使わずに、腰だけで持ち上げようとします。
意識しないとこのようになっている方は多いでしょう。
股関節や足の柔軟性が低いと、このように腰だけを使って持ち上げようとする人が多いです。
なので、
普段から、運動をしたり、腰周りの筋肉を意識したり、柔軟性を維持する事は、結果的に腰痛予防に繋がるとも言えるのです。
是非、意識してほしいです。
姿勢をよくしたり、といったことだけでも腰痛予防につながるのです。
2 ぎっくり腰は重い物を持つから生じるのか?
ぎっくり腰は、重いものを持つことによってなってしまうのでしょうか?
答えは、その可能性もあります。
確かに、
ぎっくり腰になる時は、重い荷物をもったことによってなってしまう方が多いです。
しかし、
重い荷物がもったからなるというものでもありません。
そこまで、重い荷物じゃなくても、体勢が影響してぎっくり腰になってしまう場合があるのです。
そもそもなる原因というのが、腰の柔軟性の低下であったり、ずっと同じ姿勢でいたから。
という様々なことが背景にあります。
これが原因だから!ぎっくり腰になってしまった。
という断定ができないのです。
なので、
ぎっくり腰は、重い物をもったからなった。
というだけではない。
という事が言えるでしょう。
3 腰痛は放置すると悪化するのか?
腰痛は、放置してしまうと悪化してしまうのでしょうか?
すぐに治療などをしなければならないのか?
それとも、
何もしないほうがいいのか?
といったことはよくわからないですよね。
答えとしては、
悪化する場合もあるし、悪化しない場合もある。
というのが正解でしょう。
という事で、
この項目では、これについて話していきたいと思います。
3-1 悪化する場合もある
腰痛を直ぐに治療せず、放置してしまうと、悪化する可能性はあります。
だって、
症状が進行してしまえば、悪化するのは当たり前ですよね。
もちろん、
悪化しないで自然と治るケースもあります。
なので、
どうなるかはわからないのが正解です。
しかし、
基本的には、何かしらの原因によって、腰に痛みを感じた。
という事がいえるので、
治療を施さないと症状が進行してしまう。
といった考えはできるのかなぁと思うのです。
なので、
腰痛を放置してしまうと、症状が進行して、悪化してしまう。
という事が考えられる。
と言えるのです。
でも、
これって当然って言えば、当然ですよね・・・・
3-2 悪化しない場合もある
それとは逆に、放置しても悪化しない場合もあります。
これは、腰痛の原因が自然と消失した。
という事が言えるでしょう。
運が良かった。
とも言えるでしょうか。
何もせずに、普段と同じように生活をして、安静にすることによって、痛みが緩和する場合もあるのです。
これは、
自然に腰痛が治った人のパターンですね。
【仕事が忙しくて病院に行く時間がなかったり】
【家事や予定があって、病院に行けなかった】
など。
このような、状況であった為に放置するしかなかった。
もしくは、
自然と良くなるだろう・・
と高をくくったのが当たった。
という所でしょう。
でも、
基本的には、やはり、直ぐに治療するべきかなと思います。
というのも、
良くなれば、もちろんそれでいいのですが。
良くならなかった場合、症状が進行してしまって、治るのに倍、時間がかかってしまう。
という事も考えられるからです。
腰痛を放置するか、しないか。
という点であれば、放置しない方がいいでしょう。
というのをお伝えしたいと思います。
4 まとめ
腰痛が起きる時に多いのがやはり、重い荷物を持った時です。
やはり、
モノを持つ動作や屈みこんだ姿勢から起き上がる動作において、腰を痛めてしまう人が多いのでしょう。
ただ、こういう時に、
腰痛になりやすいということを知っていれば、自ら、重い荷物を持つ際には、腰に負担が掛からないように気をつける。
という対策ができるので。
原因を知ることは超大切だと思うのです。
また、
腰痛にならないように気をつけよう。
という意識だけでも、あなたの腰痛の改善につながるのではないでしょうか。
気をつけて、腰に負担が掛からないように意識してほしいと思います。
今回の話があなたの役に立てばうれしいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。