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椎間板ヘルニアが改善した!僕はこれで良くなった事例を紹介

椎間板ヘルニアが改善する

こんにわ。

腰痛治療家で理学療法士の平林です。

今回は、『椎間板ヘルニアを私はこれで治しました。』

という、お話の事例を紹介していきたいと思います。

椎間板ヘルニアは、坐骨神経痛などのつらい症状を伴う腰の疾患です。

若い人にも多く見られるもので、仕事への支障をきたすこともあり、その悩みも大きなものでしょう。

治療については、椎間板ヘルニアの一般的な保存的療法が功を奏する場合もありますが、

ヘルニアの状態(椎間板や髄核の状態)によっては、一般とは異なる治療法を選択しないといけない場合もあります。

今回の記事をよめば、

◎ 私(僕)も椎間板ヘルニアを治せる可能性はあるんだなぁ・・・という気持になれる。
◎ 諦めなければ、椎間板ヘルニアを治す事ができる。

といった2点のメリットがあります。

この記事が、あなたの参考になれば幸いです。

では、本日もよろしくお願いいたします。

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椎間板ヘルニアが改善した実例を話す

では、ここでは、椎間板ヘルニアを治した事例を話していきます。

あくまでも事例なので、参考程度にしてください。

僕は、こうしてよくなった

 

事例 1 横井さん(仮名) 男性 35歳 商社マン 独身

私は「姿勢を改善すること」で、椎間板ヘルニアを改善させることができました。

大学を卒業後、就職してからの事。

2年が経った頃から腰に違和感を感じるようになりました。

その時は、違和感くらいなので、なにも気に留めませんでした。

しかし、年々、歳を重ねるごとに腰の違和感と痛みを感じるようになってきたのです。

日常生活に特に変わった事はなく、仕事をして、食べて、遊んで、寝る。

といった一般的なサラリーマンをしている中で、腰の痛みを感じるようになったのです。

体重は3キロくらい増えていました。

仕事はデスクワークが中心なので、姿勢が悪くなる事も多々あるかなあと感じています。

で、28の頃に本当に腰の痛みがどうしようもなくなりました。

我慢できなくなり、その時に初めて病院に行ったのです。

その時に診断されたのが、軽い腰椎椎間板ヘルニアとの事でした。

手術する必要はないので、薬と電気をかけて様子をみましょう。

という処方をもらいました。

その後、薬と電気を続けましたが一向に腰の痛みは良くなりません。

どうしよう・・・・と悩んでいた時に、リハビリに特化した治療院を知って、そこに通う事にしました。

そこでは姿勢の指導をされました。

『まず、姿勢だけを意識してください』という指示を受け。

良い姿勢を意識する事にしました。

そうすると、次第に腰の痛みが軽減していくのを感じました。

これは、凄いなぁと思う中で。

常に良い姿勢を意識していったら、3週間しないくらいで腰の痛みがほぼなくなりました。

なんという事でしょうか?

本当に腰の痛みが消えるなんて。という気持です。

 

どうでしょうか?

これは実際に、姿勢の指導をしただけで腰痛が軽減した人の事例です。

姿勢を意識するだけで、腰の痛みが消える事もある。

という事を知っていただけたらたと思います。

また、

若い時は、捻挫や擦り傷などの怪我は別として、体の不調を感じることも少ないですし、腰痛予防を意識した生活なんてしてませんでした。

少々無理な力仕事をしても、腰が痛いなんてことは少なかったでしょう。

姿勢が悪いと腰に悪い?こんなことも全く意識にないと思います。

しかし、こんな無理がきくのも若いうちで、若い時の無理は蓄積されて、腰痛、はたまた椎間板ヘルニアの原因となってしまうことがあるのかなぁと思います。

仕事が原因の1つになっていることも多いでしょうが、多くの人に共通する原因が「姿勢」です。

如何に姿勢を意識できるのか?

これがテーマになってくる人もいるでしょう。

○○をした事によって大きな効果を得た

この○○にあてはまるのは1つではありません。

一言で表現すると「姿勢の改善」や「日常生活上での注意点の意識」となりますが、これらにはいくつかのポイントがあります。

① 和式の生活から様式の生活へ

日本人の多くの方は、畳と座卓の生活を経験しているかもしれません。

実は正座をすれば腰への負担は少なくなります。
でも、
長時間の正座なんてできませんし、辛くなるだけなので、おススメはできませんね。

しかも、膝が痛ければ、正座できる人も少ないし・・・・

現実的ではないですよね。

正座は腰には良いが、膝や足の関節に負担がかかり、血管や神経への圧迫が生じます。

で、結果的に。

必然的に胡坐や体操座り、横座りなど、背中の丸くなる、左右のバランスが取れない悪い姿勢となってしまいます。

悪い姿勢として、背骨が曲がっていたり、首が前に突き出てしまっていたり。

という状態が言えます。

で、畳(床)の上に座って、良い姿勢を保持するのは、身体機能として難しい面があります。

洋式の生活は椅子に腰かけることが多くなります。

椅子での座位も、背中が丸くなると腰に負担がかかりますが、床上の座位よりも良い姿勢を取りやすくなるので、腰への負担は軽減されます。

座位の良い姿勢

椅坐位は床上の座位よりも良い姿勢を取りやすい

床での生活を椅子での生活に切り替えることで、姿勢の改善と腰への負担軽減の効果を得ることができます。

② 普段の姿勢を改善する

特に注意が必要なのは、座った時の姿勢です。

できるだけ床に座るのを避け、椅子に腰かけるのが良いです。

椎間板ヘルニアがひどくなると、腰かけるのもつらくなって、立位が楽というような状態になることもありますが、これは、立位の方が椅座位よりも腰椎椎間板への負担が少ないからです。

椅坐位でも、立位に近い腰椎の状態を目指して姿勢をコントロールするようにすると、ヘルニアの症状が改善します。

特に座る姿勢が長くなると、腰に負担がかかりやすくなりますので、座った姿勢の改善は効果的となります。

椅子に腰かけてのパソコン操作や事務作業が多い人、長距離(長時間)の自動車の運転をする人は、椎間板ヘルニアを起こしやすいので、特に姿勢のコントロールが重要と言えます。

③ 動作時の姿勢に配慮する

姿勢で重要なのは静的なものばかりではありません。

動作時の姿勢も同様に大切です。

姿勢というと立った姿勢や座った姿勢など、動かない状態での姿勢が良い・悪いと評価されることが多いものですが、動作時の姿勢によっても腰への負担が変わってきますので、評価に値するポイントとなります。

特に大切なのは、下方にある物(軽いものでも)を持ち上げる時です。

上半身を曲げ、前方に倒した姿勢で、物を持ち上げると腰に大きな負担がかかります。

できるだけ上半身を倒さず、膝を曲げることで腰への負担を軽減させることが出来ます。

参考までに、立って前かがみになって荷物を持つ動作(姿勢)が腰への負担が大きいことを示す資料をご紹介しておきます。

姿勢による腰への負荷

姿勢によった負担  : 腰椎椎間板への負担(立った姿勢を100とする)

出典)高橋寛ほか「名医が語る最新・最良の治療 腰部脊柱管狭窄症・腰椎椎間板ヘルニア」

全く効果を感じなかった方法もある

自分自身が行って効果を感じなかったもの、患者さんが行って効果を感じなかったものなどをご紹介します。

効果は人によって異なりますので、全ての人に効果が無いということではありませんのでご注意ください。

【湿布】

湿布は腰痛などで良く処方されますが、椎間板ヘルニアの原因を取り除くのには不十分なようです。

【筋トレ(のみ)】

体幹の筋トレはある程度必要なのですが、筋トレだけで解決させるのは難しいようです。

【ストレッチ(のみ)】

ストレッチも大切なのですが、その他を行わずストレッチだけでは不十分です。

【腰痛体操(屈曲のみ)】

腰を曲げるだけの体操は効果がありませんでした(効果があることもあります)。

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諦めなければ、誰でも治せるのではないか?と思う

椎間板ヘルニアの状態および原因は人それぞれで、同じではありません。

したがって、最適な対策方法は人それぞれ違います。

なので、誰にでも効果のある100%再現性がある治療なんてありません。

その結果、そこに難しさがあって、効果があると言われている方法を試しても効かなかったということが起こるのです。

で、効果がないから、「○○法は効かない」などの情報がネット上では流れてしまうのうです。

実際にはある人にとっては効果があって正しい、その他の人にとっては効果がないから間違っている。

という解釈になってしまうのです。

なので、他人の情報は参考程度にして、鵜呑みにしないようにすることが大切だと思うのです。

という所で、持たなくてはいけない気持ちは、必ず治す。

という気持をもって、試行錯誤と努力を続けることです。

諦めなければ、自分に合った方法に出会い、解決への糸口が見つかる可能性があるでしょう。

むしろ、必ずあると思います。

諦めてしまって、今までと同じ生活に戻れば、あなたの症状が治る可能性は非常に少ないでしょう。

諦めず、解決策を見つける努力をしていただきたいと思います。

知人や上司の理学療法士の意見と考えまとめた。それをのべる

私は洋式の生活スタイルを取り入れて、腰かける際は椅子中心にして、床(畳)に座る時間を短くしました。

また、椅子に腰かける際も、腰が丸くならないように意識しています。

これは正解だったようで、この生活を始めてから、腰の調子は良くなりました。

椅子に腰かける生活も、良い姿勢を意識しなければ効果が低くなります。

良い姿勢を意識しないのであれば、腰のことだけを考えれば、畳に正座の生活の方がヘルニアにとっては良いでしょう。

私の場合、意識せずに椅子に腰かけると、約15分で調子が悪くなります。

ところが、良い姿勢を取ることで長時間の座位保持が可能となります。

生活上の都合で、座卓の上にノートパソコンを置いて作業することがありますが、姿勢が悪くなり、かなり腰へ負担がかかるのを実感できます。

若いころは普通にできていましたが、腰が悪くなると、姿勢の違いを顕著に感じることができますね。

椅子での生活が行いにくい環境では、正座が良いのですが、欠点もありますから、胡坐(あぐら)をおすすめします。

ただし、腰椎の状態は意識してコントロールする必要があります。

腰椎部分が丸くならないように上体をまっすぐ起こすようにすると、椎間板への負担が減少しますので、正座の次にお勧めできる座り方です。

その他、腰痛予防のためのクッションや座卓でも使える低めの「正座椅子」などが市販されていますので、利用するのも方法です。

5 椎間板ヘルニアの改善まとめ

今回は椎間板ヘルニアが改善した実例として、「姿勢の改善」をご紹介しました。

姿勢の悪い床での生活から、洋式(椅子中心)の生活へ変更することで、姿勢の改善を促すことが可能です。姿勢の改善は、腰痛や椎間板ヘルニアの改善に効果を発揮します。

ただし、椅子に腰かけるだけでは不十分で、椅子上での姿勢を意識してコントロールする必要があります。

その他、動作時の姿勢も大切です。

静的な姿勢だけでなく、物を持ち上げる等、動作時の姿勢にも注意を払えばさらに、椎間板ヘルニアの改善効果を望むことが可能です。

椎間板ヘルニアの状態は様々で、最適な改善方法は1つではありません。

諦めず、自分に適した方法を見つけ出し、実践することで症状改善につなげることが出来ます。

治すための努力を継続されることを願います。

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