こんにちわ。
腰痛治療家で理学療法士の平林です。
圧迫骨折と診断された・・・
どうしよう・・。
って、圧迫骨折と診断されると不安になりますよね。
圧迫骨折による、背中の痛みは辛いものだと思います。
痛みの程度は人によって違うのは当然ですが。
動くのが辛い、動けない。
という人もいるくらいです。
できれば、圧迫骨折になんてなりたくないですよね。
そこで、今回は、『圧迫骨折の痛み』というテーマで話していきたいと思います。
- 圧迫骨折の痛みを治す為に必要な事は?
- 圧迫骨折は月日が経てば改善する
- 圧迫骨折は怖がる必要はない
という3点を含んで、伝えたいと思います。
今回の記事を最後まで読めば、圧迫骨折を治す為に必要な知識を身に着ける事ができるでしょう。
そして、圧迫骨折に負けない知識を得ることができると言えます。
是非、参考にして欲しいです。
では、本日もよろしくお願いいたします。
1 圧迫骨折の痛みを治す為に必要な事を紹介する
圧迫骨折の痛みを治すために必要なことって、どういったことでしょうか?
手術をする方法や手術をしない方法などありますが。
だいたいが、手術をしない方が多いでしょう。
今回は、手術をしない方法の中で、特に効果的な3点を紹介したいと思います。
- 良い姿勢を意識する
- 安静より、動く。バランスが大切
- 適度なコルセット(装具)の使用
の3つです。
是非、参考にしてください。
では、いきましょう。
その① 良い姿勢の意識
まず、姿勢をよくするだけで、腰の痛みは軽減します。
圧迫骨折の原因の一つとして、長期にわたる悪い姿勢があります。
なので、姿勢をよくすることが課題にもなると言えます。
良い姿勢を意識する事で、腰の痛みを軽減できますし、治りも良くなるのです。
さらに、腰痛防止にもなります。
姿勢は、生活していく中で重要な部分です。
自分自身が、どんな姿勢になっているのか?
という考えが、体に与える影響は大きく変わってくるのです。
悪い姿勢がクセになってしまえば、腰や首など痛めてしまう可能性も高いでしょう。
また、腰や首だけではなく。肩や股関節など。
あらゆる箇所へ派生して、痛めてしまう可能性もあるのです。
なので、良い姿勢を意識する。
という事は、あなた自身の体を守ることにもつながるのです。
是非、良い姿勢を意識して過ごして欲しいなぁと思います。
その② 安静にし過ぎず、動き過ぎないバランス
次に、安静と動きすぎないバランスについて話したいと思います。
腰が痛いときでも、比較的動けるのであれば、動いた方が良い。
という事です。
骨折をして急激な痛みが起こっているときは、安静にするのが一番なのですが。
痛みが引いてきた時には、ずっと安静にしているのではなく、適度な運動をすることが大切なのです。
これを心がけるだけでも、腰の痛みが軽減していくのです。
というのも、安静は、筋肉を動かさず、ただじっとしているだけなので、血液の循環も悪くなります。
血液の循環が良くなるだけで、痛みが軽減していく。
という事実があるのです。
というのも、人は、酸素不足によって痛みを感じる。
という体の反応があるのです。
つまり、体を動かさない事によって、血液の循環が悪く、酸素がいきわたらない。
ということが言えます。
なので、腰へ酸素がいきわたらず、酸素不足によって痛みを感じてしまっている。
という可能性が考えられるのです。
これも一つの要素と考えてください。
ただ、動かしすぎてしまうと、悪化してしまう恐れもあるので、適度な運動を心がけてください。
その③ 適度に装具(コルセット)を使用する
最後に、コルセットについて話したいと思います。
コルセットはつかう場面によっては、有効だと言えます。
痛みがあるときに、動かなければならない時などは、コルセットをして固定してもいいと思います。
コルセットをすることによって、腰にかかる負荷を軽くさせるので、悪化するのを防止してくれます。
逆にコルセットのしすぎもよくありません。
コルセットに頼りすぎてしまうと筋力や関節可動域の低下が生じてしまいます。
そうなってしまうと、コルセットが無くなっても、腰に痛みを起こさせてしまう。
という可能性があるのです。
また、コルセットがないと怖い・不安だ・・・
みたいな依存が出来上がってしまう場合もあるので。
コルセットを何故、使うのか?
という事を理解していただくと。
コルセットを使用するタイミングと、使用しないでもよいタイミングを理解することができるでしょう。
というように、バランスが大切である。
と言えるのです。
是非、意識してみてください。
2 圧迫骨折の痛みは、月日が経てば消えていく
次に、圧迫骨折の痛みは、月日がたてば消えていきます。
というお話です。
というのも、時が経てば痛みは消えていくよ。
という話です。
これって、当然のようで、当然ではないですよね。
一度、圧迫骨折になってしまうと、一生その痛みを抱えてしまう。
という人も中にはいるでしょう。
ここで考えてほしいのが。
本当に圧迫骨折による痛みが一生続いているのか?
という事です。
例えば、圧迫骨折による、痛みはほぼないけど、他にヘルニアによる症状が生じているのではないか?
とか、筋肉や関節の可動域の低下によって生じているのではないか?
という事が考えられないでしょうか。
勿論、圧迫骨折の影響によった、背中の痛みが引き続いている場合も当然あります。
これは、どの影響で症状が起きているのか?を判断するのは難しい分部でしょう。
なので、一つ、一つ、考えられる要素を改善していき、症状の改善を目指すしかないと思うのです。
少し、話がそれてしまいましたが。
圧迫骨折の痛みは時間とともに薄れていく。
そして、感じなくなる。
という可能性が多いにある。
という事です。
是非、これを理解して欲しいなぁと思います。
3 圧迫骨折を怖がる必要はない
次に、圧迫骨折を怖がる必要はない。
という事です。
というのも、圧迫骨折は、だれしも起こりうる可能性があります。
なので、骨折と聞くと怖くなってしまうかもしれませんが、時期がくれば治るものです。
そこまで怖がる必要はないと思います。
高齢者の方が、骨粗鬆症や悪い姿勢によってなりやすいとされています。
しかし、原因がさまざまなので、若い方もなる可能性があるのです。
また、骨折は、時間が経つにつれて修復していくので。
自然に治っていくのが綺麗な流れです。(骨折は治らなくても痛みは消える人は沢山います)
なのに、圧迫骨折だけは、一生続いてしまう。
といった考えになってしまう人がいるのです。
これはおかしい話であり。
一つ、思って欲しい事が、
可能性はあるという事を理解して欲しいなぁと思います。
圧迫骨折は予防できる
圧迫骨折は予防することができます。
圧迫骨折の多くの原因は、骨粗鬆症と悪い姿勢が原因です。
加齢に伴う骨粗鬆症はわりとしょうがない部分もあるでしょう。
しかし、骨粗鬆症も予防することができるので、ならないように注意するのも必要です。
圧迫骨折を予防するためには、まず適度な運動であったり、姿勢を正すことが必要です。
さらに、ビタミンをとる。
禁煙をすることなどが挙げられてもいます。
これらは、骨粗鬆症の予防目的が大きくあります。
なので、まずは、圧迫骨折の原因とも言われている、悪い姿勢の改善と骨粗鬆症にならないように注意しましょう。
そうする事で、圧迫骨折の予防や改善に繋がる。
と言えるのです。
最大の予防は、やはり、姿勢
先程も述べたように、姿勢をよくするだけで、圧迫骨折を予防することができます。
これが、最大の予防であり、改善方法でもあるでしょう。
姿勢が悪いまま長期間過ごすことによって、背骨に負担がかかってしまいます。
その結果、気付いた時に背骨が潰れていた・・・・なんていうこともあるのです。
姿勢はくせなので、正せるのであれば、自分で意識して正すようにしましょう。
運動とかになると、する時間がなかったり、何をしたらいいかわからない。
などなるでしょう。
姿勢の意識だけだと、あなた自身の意識だけで、変わることができます。
あなた自身の考え方だけが、変わればいいのです。
という点からも、簡単に改善できる可能性が高い。
と言えるでしょう。
良い姿勢を意識して、圧迫骨折や腰痛の予防を心がけるようにして欲しいと思います。
4 まとめ:圧迫骨折の痛みは治る可能性が高い、諦めずに治療しましょう
いかがでしょうか。
圧迫骨折になってしまったら、どうにかして痛みを軽減したくなりますよね。
安静は適度に行いましょう。
そして、痛みがかるくなってきたら、適度に動きましょう。
自分の姿勢を意識したり、適度な運動を心がけたりすることによって、痛みも軽減していきます。
また、月日がたてば、圧迫骨折自体は治ります。
背骨が修復されれば、骨の状態も良くなっていくので。
時間とともに、圧迫骨折により痛みは軽減していく。
と考えられるでしょう。
圧迫骨折を怖がる必要はありません。
不安を感じないでいいと思うのです。
しかし、無理は禁物です。
無理しないように、行動しましょう。
何よりも大切なのは、良い姿勢を意識する事です。
これの他ありません。
良い姿勢を意識する事で、背骨への負担も軽減できますし、事実に改善していくのです。
圧迫骨折の痛みを改善させるためには、良い姿勢を意識する。
是非、覚えて欲しいなあと思います。
今回の話が参考になれば嬉しいです。
本日も最後までありがとうございました。
圧迫骨折の原因を考察しました。
原因を知る事で、対策もできるので知っておく方が良いでしょう。
この記事を読んで、圧迫骨折の原因を知ることで予防や改善に役立てる事ができると思います。
是非、参考にしてください。