こんにちわ。
腰痛治療家で理学療法士の平林です。
『朝起き上がろうとしたら、腰が痛すぎて、起き上がれない・・・』
『目が覚めて、寝返りをしようとしたら、腰に激痛が走った・・・』
このような経験はないでしょうか?
朝に生じる、突然の腰の痛みはつらいですよね。
動きたくても動けないし、体の自由が奪われちゃうし。
ストレス半端ないですよね。
腰痛は日本人の多くの方が抱えている現代病です。
でもって、腰痛は、朝方に生じる傾向があるのです。
何故かわかりますか?
何故だと思いますか?
少し、イメージしてみてほしいなぁと思います。
どうでしょうか?
疑問に感じませんかね。
ということで、今回は、
【腰痛は朝に痛みが強くなる・発症する】
という場合が多い。
というテーマで話していきたいと思います。
ぎっくり腰や腰痛持ちのあなたには、為になる話だと思います。
是非、最後まで読んでみてください。
それでは、
本日もよろしくお願いいたします。
1 腰痛は朝に痛みが強くなる理由について
腰痛は朝に痛くなる傾向があるのです。
その理由について書いていきますね。
1-1 血行不良
まず血行不良があげられます。
寝ている間、体が冷えてしまったり、体が寝ている姿で固定されてしまっている。
などの場合に、血行不良がおこってしまい。
それが痛みとして生じると言えます。
1-2 寝ている姿勢の悪さ
寝ている姿勢の悪さも影響しています。
起きてから、
- 疲れが取れていない
- 首が寝違えた
- 腰痛がおきていた
などするときもありますよね。
そういう時は、寝ている姿勢が、悪くなってしまっていることが原因ともなっているのです。
寝る時の姿勢に工夫を加えて、痛みを起こさないようにする努力をしましょう。
1-3 寝る前までの姿勢の状況
次に、寝る前までに、腰に良くない状況をしていたか?
という話もかかわってきます。
寝る前までの姿勢も朝方の腰痛の原因とも言えるのです。
たとえば、
- 腰が丸まったまま1~2時間座っていた
- ソファに座りながら、足を伸ばした状態で腰を丸めたままくつろいでいた
などのように。
腰を丸めた状態で過ごす事が多いと、腰痛の原因となる場合が多いと言えます。
なので、
寝る前までの姿勢をよくすることも大事になってくるのです。
1-4 寝具の問題
腰痛の原因は寝具にも問題があります。
これは腰痛のタイプにもよるのですが。
寝具が硬いほうがいい。
または、柔らかめのほうがいいと事はいう場合があります。
なので、
腰痛持ちのあなたには、寝具選びは慎重にする必要があるでしょう。
で、
どのように選ぶのがいいのかというと。
それは、寝心地の良さになります。
こればっかしは、個人の感覚があるので、どちらがいい!!
というのを決めつけるのはできないのです。
しかし、
基本的にはマットレスが硬い方が、腰には良いです。
参考程度にしていただけたらと思います。
2 朝に体が硬くなりやすいのが原因
朝方に腰痛がおこりやすいのは、朝は体に柔軟性がないことが原因と言われているからです。
人は動いているときは、体があったまって、筋肉には柔軟性が出ています。
しかし、
寝ている時は、日中ほど体を動かしているわけではありません。
なので、
血流が良い状態ではないので、筋肉や関節が硬くなり、体の柔軟性が少ない状態になっている。
と言えるのです。
そして、
朝、起き上がろうとして、上半身を突然動かした時に腰に痛みを感じやすいのです。
このような事から、朝に腰が痛くなりやすいと言えるのです。
3 朝、腰痛にならない為に改善策を紹介
腰痛持ちの方は、朝方の起き抜けが一番痛さを感じるという方が多いでしょう。
また、
腰痛持ちでない方でも、朝方の起きようとした際に、ぎっくり腰などの急性な腰の痛みを感じやすいかと思います。
ここでは、
朝方、起きかけに、腰痛にならないための改善策を紹介していきたいと思います。
【寝る前と起きた時にストレッチをしよう】
寝る前と起きた時にストレッチをするのが有効です。
寝る前にストレッチをすることによって、体が温まり、血液の流れが良くなります。
そうすることで、一日の痛みの物資が除去されます。
痛みの物質が除去される事によって、朝、起き上がる時に、こりがほぐれた状態になりやすいのです。
このことから、朝の腰の痛みが解消されやすい。
と言えるのです。
また、
朝方、起きてから突然行動するよりも、まずゆっくりと筋肉を動かして、ストレッチをすると急激な痛みを防ぐことができます。
【水分をとろう】
次に、水分をとることです。
水分をとるとむくんでしまうのではないかと思われがちですが、逆です。
水分不足になると血液やリンパの流れが悪くなります。
さらに代謝も悪くなってきます。
水分不足は、腰痛に限らず様々な場所で、痛みや不調を招きやすいのです。
ですので、腰痛持ちのあなたは、水分不足によって腰痛が出てしまう場合もあるのです。
腎臓は身体の老廃物をろ過する役割があります。
しかし、
水分が少なくなることにより、腎臓への負担が増えてしまいます。
腎臓の負担が増えることにより、腎臓が炎症を起こします。
そして、
その炎症が腎臓の周囲の筋肉の緊張を強めてしまうのです。
この影響によって、腰痛になってしまう場合もあります。
なので、
水分をとって、代謝をよくしておくことは大事だと言えるでしょう。
【腰枕をしてみる】
腰枕を聞いたことがありますか?
腰に枕を敷いて、少し体を反らせる体勢のことをいいます。
腰枕をしてみるのも腰痛対策としては効果があるのです。
ただ、個人差があるので、一概には言えません。
しかし、
大多数の人には効果的なのは間違いありません。
腰枕は大きさによって、腰がそった状態になってしまいます。
つまり、
腰を反り過ぎてしまうと、腰痛が悪化してしまう。
という事です。
なので、
腰枕の大きさを調整するのが必要になります。
あなたが、
『気持ちいいなぁ~、楽だな~』
と感じる大きさに丸めるのがいいでしょう。
腰枕の作り方は、
- バスタオルを準備する
- バスタオルを丸める
- 腰にあてる
といった、超簡単な3STEPです。
とても簡単なので、是非、チャレンジしてほしいと思います。
4 まとめ
腰痛は日中よりも朝方に痛みが強く出る傾向があります。
それは、
寝た体勢のまま体が固まってしまっていることが考えられます。
また、
水分不足、寝具が体に合っていない、前日の痛みがまだのこってしまっていたりと。
要素としては様々なものが考えられます。
原因によって、対処法は違ってきますが、起き抜けの痛みから解放されるためには、自分が試してみて、
『気持ちいいなぁ、楽だなぁ、良くなった気がする』
という感じを得る方法がいいでしょう。
それが、
あなたに適した腰痛予防策と言えると思うのです。
腰の痛みはあなたが思っているほど、痛く、生活に支障をきたしてしまうこともあります。
なので、
自分で悪化しない・悪くならないように、予防するようにするのが必要になるのです。
如何でしょうか?
今回のお話しもあなたの参考になればうれしく思います。
では、次の記事もよろしくおねがいいたします。