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腰痛を治す方法の提案。知っておけば一生腰痛に困らない情報

腰痛を治す方法の提案

こんにちわ。

腰痛治療家で理学療法士の平林です。

日本は、腰痛を感じている人が多く、その数は数百万人、数千万人とも言われています。

国民病とも言われており、日常生活や仕事に支障を来たしてしまう人も多くいます。

そんな腰痛、何とかしたいものですよね。

世の中には、この腰痛を治す為に、いくつもの治療方法があります。

  • なんとか方法
  • なんやら方法
  • なんちゃら方法

など。

色々な治療方法があります。

こういった数の中で、すべての治療法に効果はあるでしょう。

(一部、詐欺まがいの治療法もあるかもしれませんが・・・・)

資格をもった治療家が提供していれば、一先ず、間違っている方法はないでしょう。

と思います。

そこで、

今回は、この腰痛を治す方法について話していきます。

  • 腰痛を治す方法には、何があるのか?
  • 腰痛を治す方法は治療家の数程沢山ある
  • どんな治療も、まずは試そう

といった、3つの視点についてもお伝えしています。

この記事を最後まで読めば、腰痛の治療について理解できるでしょう。

是非、参考にして頂いて。

あなたの腰痛の改善に繋げてほしいと思います。

では、本日もよろしくお願いいたします。

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1 腰痛を治す方法には、何があるのか?

腰痛を治すには、腰痛の原因に応じて治療法を選択する必要があります。

腰痛の原因には様々なものがあります。

  • 腰部の筋肉の損傷や関節の捻挫
  • 椎間板症
  • 椎間板ヘルニア
  • 腰椎分離症
  • 腰椎すべり症
  • その他内科的な疾患

などが挙げられます。

しかし、

このような原因が特定できることは少なく、ほとんど(約85%)の腰痛は原因不明とされています。

今回は、このような原因不明の腰痛を対象とした治療法をご紹介します。

腰痛は原因不明のものが多いですが、病気が原因のこともあります。

気になる腰痛がある場合は、その原因が特定できるものかどうかを知るために一度整形外科の診察を受けることをおすすめします。

例えば、

腰椎分離症(初期)による腰痛の場合などでは、早期発見と治療で骨の分離を避けることが可能となります。

痛みの原因を知ることは大切なので、注意しておきましょう。

原因不明の腰痛であれば以下にご紹介する方法を行ってみてください。

1-1 腰の柔軟性を良くしておく

まず腰周囲の柔軟性がなくなる(固くなる)ことが良くない(腰痛の原因となる)理由をご紹介します。

腰部の筋肉を見てみると、脊柱の下側(腰椎)と、大腿骨の間に付着している筋肉があります(大腰筋 だいようきん)。

大腰筋

これには股関節を曲げるなどの作用があります。

で、縮んで固くなってしまうと、股関節はやや曲がった状態が多くなり、それに伴って、立位の姿勢が前かがみとなってしまいます。

前かがみの姿勢は腰椎に負担がかかりやすく、腰椎の椎間板や筋肉などに無理な力がかかってしまいます。

この無理な力がすなわち腰痛の原因となることがあります。

 腰部の柔軟性の低下 → 姿勢の悪化 → 腰部への負担増加 → 腰痛

腰の柔軟性の低下について、筋肉を例に挙げましたが、その他に靭帯、関節包なども原因となることがあります。

また、

柔軟性の低下は、筋肉の断裂や靭帯の損傷、関節の捻挫などを起こしやすくなります。

このような理由で、腰の柔軟性を良くしておくことは腰痛の予防・改善に効果があると言えます。

1-2 適度に筋力をつける

姿勢を保持するためには、筋力が必要です。

特に脊柱(腰椎)を理想的な姿勢に保持するためには体幹の筋力が必要となります。

標準的な日常生活を送るためだけであれば、それほど大きな筋力は必要ありません。

腹筋・背筋のバランスが取れた状態に仕上げればよいでしょう。

ただし、

仕事等で重量物を扱う場合やスポーツのために必要な場合は、必要に応じて筋力を繋げて鍛える必要があります。

筋力強化の際は、腰を曲げる動作が繰り返されるものより、アイソメトリックといった、繰り返しの動作をしない筋トレ方法を行いましょう。

そして、腰椎に負担をかけないで済む形がいいと思います。

1-3 引きこもらず、外に出る習慣を持つ

腰痛は、過度の安静は逆効果で、できるだけ早期から動いた方が予後は良いことが分かっています。

身動きが取れないほど痛みが強い時では、2~3日の休みは必要な時もありますが、強い痛みが治まったら、早めに動くようにしましょう。

で、

引きこもってしまうと、運動量が確保できないばかりでなく、精神的にも悪い影響を与えてしまうことがあります。

なので、

引きこもらずに外にでる事で、精神的にも前向きになり、『腰痛を治そう!!』と思えるようになるのです。

1-4 ストレスを取りのぞく努力をする

本来、人間の脳には少々の痛みであれば、それを感じなくさせる仕組みがあります。

例えば、

脳が腰痛を感じた場合、脳内ではドーパミンという神経伝達物質が放出されます。

するとそれによってセロトニンやノルアドレナリンが放出され、腰痛が抑制されるのです。

しかし、

脳がストレスを受けると、ドーパミンの放出が少なくなるため、それまで抑制されていた少しの痛みも感じるようになってしまいます。

なので、

長く続ている痛みに対して、脳内のセロトニンを増やす抗うつ剤が使用される事が多いのです。

また、

ストレスは動作時の姿勢の乱れや運動のパフォーマンス低下を引き起こし、腰痛の原因となることがあります。

このような事から、ストレスが原因で腰痛が続いている場合もあるのです。

したがって、

できるだけストレスの要因を取り除く努力をしてみることも対策の1つとなります。

2 腰痛を治す方法は治療家の数程沢山ある

書店に行くと、腰痛対策本を多く見つけることができます。

書籍以外にも、市販薬、クッション、布団、椅子等々腰痛に関するものはたくさん存在しています。

体操や治療手技も数多く、「本当に効果があるのはどれなのだろうか?」と疑問に感じている方も多いことでしょう。

で、結論を言うと、どの方法も正しい場合が多い。

と言ってよいでしょう。

治療家はそれぞれ治療法の根拠を持っていて、腰痛治療の実績を持っていることがほとんどです。

なので、どんな治療方法も効果はあると言えるのです。

で、

その沢山の治療法がある中で、良くなった場合は、その治療方法があなたには適していただけ。

という話であり。

逆に、効果がない、悪化した。

という場合は、その治療方法は、今のあなたの症状・状態には適さなかった。

というお話だと言えるのです。

3 どんな治療も、まずは試そう

なので、まずは、どんな治療法でも試してみないとわかりません。

ここでは、治療法の選択と活用方法についてお伝えします。

3-1 試す(チャレンジ)しないと、効果はわからない

最も効果のある方法を試したいのが人情というものですが、残念ながらそのような治療法は存在しません。

腰痛の原因が特定されないため、治療法が確立されていないことがその要因です。

したがって、

自分の腰痛の原因にあった治療方法を試行錯誤しながら見つける必要があるのです。

いくつか治療方法の候補を挙げ、実際に試して効果の有無を確認しましょう。

【腰痛の治療法】

① 信頼できる整形外科医の治療方針に従う

医師の行う治療・指導または指示されたリハビリや自己管理のみを行い、他の方法を用いない方法です。

最も一般的な方法です。

②古くからあるオーソドックスな方法を試してみる

ストレッチ、体幹の筋トレ、腰痛体操、姿勢の改善、動作法の改善など、自己管理で行う方法です。

基本的には理に適った危険性の少ない方法ですので、多くの方におすすめできる方法です。

③マッケンジー法などの手技を行ってみる

マッケンジー法など治療手技を用いる方法は、時間とお金がかかりますが、高い効果が得られることがあります。

マッケンジー法の認定セラピストが配置されている病院に行けば①および③が同時に行える可能性もあります。

④鍼・灸・あん摩・マッサージや整体などの徒手的療法を受けてみる

歴史の長い治療法で人気のある治療法です。

患部に直接アプローチする治療法は、患者にとっては治療を受けている感じが強いものです。

⑤ 書籍などで紹介されている方法を行ってみる

書籍は長年腰痛治療を研究している医師を始め腰痛治療家などによって執筆されていることがほとんどです。

実績のあった方法が紹介されていますので、効果を得られる可能性があります。

3-2 自分自身で治療の効果を感じる

腰痛の治療は実際に行ってみて、自分自身で治療の効果を感じる必要があります。

効果を感じることができれば、その方法は適した治療法と言ってよいでしょう。

効果を感じられないのに、

「効果の高い治療法を行っているのだから…」
「高いお金を出して治療をうけているのだから…」

などという理由で長期間続ける必要はありません。

数か月行って効果を感じられなければ、無理に同じ治療を継続せずに、他の方法を試してた方がいいでしょう。

ただし、治療効果の判定を誤らないでください。

日々、腰を酷使する仕事をしながら治療を行っている場合は、効果が相殺され、痛みの改善に至らないこともあるでしょう。

このような場合は、維持できていれば「効果あり」と判定しても良いと思います。

日常的に腰に掛かっている負担も考慮して、治療効果を判断する必要があります。

この部分が難しい所でもありますが、客観的でかつ冷静な判断を意識して決定してほしいと思います。

様々な方法を試しても腰痛が改善しない場合は、腰への負担が強すぎる可能性があります。

治療以前に生活スタイル(仕事含む)の見直しが必要かもしれません。

4 まとめ

腰痛の治療法には様々なものがあります。

一般的な腰痛治療法として、腰の柔軟性や筋力の改善、適度な運動、ストレスの軽減などが言われていますが、
それ以外にも○○法や各種腰痛体操、徒手的療法などが多く存在しています。

腰痛の原因は特定できないものが多いため、自分に合った治療法を試しながら見つけていくしかありません。

他の人に効果があるから自分にも効果があるとは限りませんので、自分の感覚を頼りに治療効果を感じて、適した治療法を見つけましょう。

日ごろから仕事などで腰に強い負担がかかり続けている人の場合は、治療効果を感じにくいこともあります。

腰への負担軽減も努力しながら行うと良いでしょう。

本日の話があなたの役に立てばうれしいです。

最後まで御読みいただきありがとうございます。

サイト内の他の記事も参考にして、あなたの腰痛が改善すればうれしいです。

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