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腰痛は男女差があるのか?理学療法士の見解をのべる

こんにちわ。

腰痛治療家で理学療法士の平林です。

腰痛に男女の違いはあるのか?

今日は、こういったテーマで記事にしたいと思います。

腰痛の発生率や原因には男女の差があるとされています。

ということで、今回は、この腰痛の男女差についてお伝えします。

この記事を読めば、
◎ 腰痛の男女差について、知る事ができて、腰痛の改善・予防につなげる情報の一つになるでしょう。

腰痛を治したいあなたには、知ってほしい内容になっています。

是非、最後までよろしくお願いいたします。

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腰痛にはどんな男女差があるのか?

初めに、男に多い腰痛、女性に多い腰痛を分けて紹介します。

女性に多い腰痛とは

では、女性に多い腰痛という事で、紹介していきます。

参考程度にとらえてほしいと思います。

① 妊娠・出産によって、腰が痛くなるもの

妊娠によって母体の体重が増加します。

この体重増加が、腰への負担増加につながり、腰痛の原因となります。

また、下腹部を中心に体重が増すので、物理的にも腰への負担が大きくなってしまいやすいといえます。

妊娠による姿勢の変化(反り腰気味になるなど)や動作・活動の変化も腰痛の原因となります。

出産も女性の身体への大きな負担となります。

また、骨盤の変化による痛みの発生もあります。

主に尾てい骨部分(仙腸関節)が出産時に動く(開く)ことが原因となって、尾てい骨に痛みを発生することがあります。

このように、妊娠・出産によって、姿勢が変化して、腰に負担がかかり、腰痛になってしまう。

といったケースも少なくないのです。

② 育児・家事によるもの

次に、家事・育児です。

今でさえ、主夫といった、男性が家事をする時代にもなってきましたが。

まだ、主に育児にかかわるのは女性でしょう。

で、乳児を抱っこしての授乳は、腰への負担となります。

抱っこやおんぶでの家事は、腰に大きな負担を与えます。

他にも、あなたが、思う以上に買い物や掃除、洗濯もの干しなども、意外と負担が大きいのです。

③ 仕事によるもの

仕事においては、大きな差はないでしょう。

男女差というよりは、職種によって、腰が痛くなりやすいかどうか?

が決まるといえます。

④ 女性の文化・習慣などによるもの

ハイヒールなど、踵が高くなったものは、立位や歩行時の姿勢が悪くなりやすいので腰痛の原因となります。

ハイヒールを履いている人で、反り腰気味の人はヒールを低めにするなどの対策をするといい可能性はあります。

また、ハイヒールがいけないというわけではなく、ハイヒールを履いた姿勢が悪いので、それを対策することで、痛みが軽減する、改善する可能性がある。

という認識をしてほしいと思います。

⑤ 骨の変化(骨粗鬆症など)によるもの

女性は男性に比べて骨粗鬆症の発生率が高いです。

背骨が変性することで起こる腰椎すべり症や、骨がもろくなることで起こる圧迫骨折など、腰痛の原因となるリスクを多く持っています。

特に腰椎の圧迫骨折を起こすと、長期に及ぶ腰痛に悩まされることも多く、高齢期女性の腰痛の原因の一つとなります。

男性に多い腰痛とは

では、男性に多い腰痛について述べていきます。

① 仕事によるもの

女性と比較して、腰部への物理的な負荷のかかりやすい業務を行うことが多いのは男性です。

土木作業、運送業など、腰への負担が大きい作業は、直接腰痛の原因となります。

一見強い負担のかからないと思われがちな運転業務(車のドライバー、パイロットなど)ですが、長時間の椅坐位姿勢において、悪い姿勢を強いられてしまう事で、腰痛になる事があります。

また、筋力のある男性は、無理したり、動作が力任せになっていたりすることもあって、腰が痛くなることもあります。

つまり、力任せに行わず、動作を丁寧に行う対策が有効です。

② スポーツなどによるもの

スポーツの代表的な腰痛としては、激しいコンタクトスポーツです。

これらは、物理的な負荷による腰痛を発症しやすいと言ってよいでしょう。

コンタクトスポーツだけが、一概に悪いとは言えませんが。

腰を痛めてしまう可能性は高くなるのは事実です。

また、スポーツの低年齢化、普及、練習の激化などによって、腰椎分離などを起こす例もあります。

腰椎分離症は若い世代の腰痛の原因となり、さらに高齢期に至れば、腰椎分離すべり症へと移行して、高齢期の腰痛の原因ともなります。

腰椎分離は、早期であれば分離せずに骨がつながります。

痛みを無理してスポーツを行うことは避け、適切なケアを行う必要があるでしょう。

③ 男性の文化・習慣などによるもの

力仕事は男性が行うという文化によって、社会・家庭において、力仕事や腰への負担が大きな仕事をする機会が多いと言えます。

家庭内での重い家具の移動や、職場での力仕事によって、腰痛発生のリスクが生じます。

2 女性と男性ではどちらが腰痛になりやすいのか?

どちらかというと、女性は身体的に腰痛を発生しやすい要因を持っています。

なので、平均すると女性の方が腰痛の発生率が高くなっています。

目安として男性:女性=2:3程度でしょうか。

年齢で見ると、女性は40歳以下と70歳以上に多いようです。

出産・育児の年代、骨粗鬆症などの変性の起こり始める年代に多いと考えれば納得できるのではないでしょうか。

一方、男性では30歳から40歳代が多いようです。

働き盛りで腰への負担が大きくなる時期と一致しています。

高齢期では、女性のような骨粗鬆症は起きにくいこともあってか、女性よりも10年ほど遅れて腰痛が起こりやすくなっています。

3 男性も女性も腰は痛くなるので、予防はするべき

男性の腰痛発生率が低いとは言っても、他の疾患(症状)と比べると腰痛の発症率は高いといえます。

女性よりも腰が強く、骨粗鬆症にもなりづらいからと言って、腰痛予防は必要ないと安易に考えているのであれば、それはよろしくない発想です。

腰に大きな負担がかかれば、腰痛を発症するリスクが高くなるので油断は禁物です。

日ごろの腰痛予防はするほうがいいでしょう。

女性については、腰痛の発生率が高いため、どうせ予防しても・・意味ないかもしれないよな・・・。

などと思うかもしれませんが。

間違いなく、腰痛予防はした方がいいです。

むしろ、するべきです。

女性に多い腰痛の原因を理解して、適切に予防対策を行えば、腰痛の予防や発症しても軽症で抑えることも可能です。

男女ともに腰痛は発症するリスクはあることを認識して、日ごろから腰痛予防対策をするべきといえます。

4 理学療法士としての視点・意見

妊娠や出産は腰に負担がかかるだろうということは想像できます。

普段はほとんど動きがない尾てい骨部分(仙腸関節)が、押し広げられたりもするので、痛みが出てもおかしくはないでしょう。

また、抱っこをせがむ子供がいる状況での家事は、腰を傷めるリスクが高まります。

抱っこ(おんぶ)しながらの洗濯もの干し、買い物などすべてが、腰痛の原因になり得ます。

男は、男としての役割を感じているのか、女性より力が強い(例外はありますが…)ということで、頑張り過ぎてしまう機会も多いでしょう。

「それ、重いから僕がやるよ」なんていうこともあるでしょう。

その結果、腰を痛めてしまう。

なんて人もいるかと思いますが。

結局、男女とも腰痛を起こしやすいといえます。

その中で、(骨粗鬆症を発症しやすいなど)女性の方が、腰痛については不利な立場となっているのでしょう。

日本の男性は世界的に見ても良く働いていると思いますが、そのせいか、家事への参加時間は短くなっているようです。

女性の腰痛を減らすために、男性が家事・育児への参加時間を増やす必要も、一つの方法としてはアリですよね・・・。

なんてことも思ったりするこの頃です。

5 まとめ

今回の記事では、腰痛の男女差についてお伝えしました。

腰痛には男女の違いがあって、男性よりも女性に多く発症します。

女性は妊娠・出産の経験や高齢期に骨粗鬆症などを発症しやすいなどの理由もあって、腰痛を発症するリスクも高くなっていると考えられます。

男性においては、骨粗鬆症などのリスクは少ないものの、力仕事など腰部に負担のかかる機会も多く、やはり腰痛のリスクを背負っています。

男女では、発症する原因に一部違いはありますが、適切な予防対策を行うことで腰痛発症のリスクを下げることが可能です。

つまり、男女の差で腰痛になるかどうか?は、若干の差がある程度で。

結論としては、個人差による。

というのが一番の本質かなと言えます。

このように、捉えておく方がいいかなぁと思います。

そして、腰痛の特徴や原因を知って、早期から対策を行っていただければと思います。

今回の内容が少しでも参考になればうれしいです。

本日も最後までありがとうございました。

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