こんにちわ。
腰痛治療家で理学療法士の平林です。
運転をしなくてはいけないのに腰が痛い。
どうしよう・・・・・
どうすればいいかな・・・・
なんて思ったことはありませんか?
運送業や配送業、送迎業など。
仕事で車を使わなければいけない人は沢山いるでしょう。
その時に、
腰の痛みがあったり、腰痛持ちであると、
かなり辛いし、仕事にならないのではないでしょうか・・・。
腰が痛くならない人は問題ありませんが。
運転で腰が痛くなってしまう方は少なくありません。
そんな時にあなたはどうしますか?
- 痛いのを我慢して運転し続ける
- 休憩を挟んで、運転をする
- 痛み止めなどの薬を飲んでなんとかする
など対処方法はいろいろとあるでしょう。
しかし、
どれをしても腰の痛みが消えないし、スッキリもしない。
このように満足のいくような結果になる人が少ないと思います。
そこで、
今回は、腰痛の運転対策について話していきたいと思います。
運転を生業としているあなたにとって、参考になるでしょう。
是非、最後まで読んでほしいと思います。
1 運転中になぜ腰が痛くなりやすいか?
運転は腰が痛くなりやすいシチュエーションの上位に入ってきます。
運転時に腰が痛いという人の数は、はかり知れません。
だいたいの方が運転で腰を痛めてしまう可能性があります。
その理由としては、
- 運転時の悪い姿勢
- 長時間の運転による疲労
が考えられます。
中でも運転時の姿勢が圧倒的に大きな原因になります。
この運転時の姿勢を少し変えるだけで、
腰を痛めてしまう人は減るでしょう。
もし、
運転時に腰が痛いと感じている場合は、
姿勢の調整をしてみるといいでしょう。
効果があると思います。
2 必ず対策は可能である
運転中に痛くなる腰痛は、予防できると思いますか?
まず、どんな腰痛でも予防の努力は可能です。
むしろ、予防の努力をしなくてはいけない。
と言えるくらい大事な出来事だと感じています。
逆に、気をつけなければならないのは、
何の対策もしないで壊れてしまった腰の対策はあまりありません。
あくまで予防なのです。
疲労はその日のうちに回復させるのが重要になります。
慢性疾患は、
一年かけて悪くなるのと同じくらいの期間で回復させるぐらいに、
大変なことを覚えておきましょう。
腰は、体の中心であり色々な部位に影響もだしてしまうのです。
これを放置していますと、身体が壊れ初めて
- 脊柱管狭窄
- 首や腰のヘルニア
- 坐骨神経痛
などより重篤な疾患を引き起こしかねないのです。
毎日の疲労の積み重ねが、
手術や日常生活にも支障をきたすような症状まで発生させてしまうのです。
3 運転中に腰痛を防ぐ具体的な方法
この項目では、具体的な方法を紹介していきたいと思います。
3-1 運転する前・途中・後に軽くストレッチする
具体的な対策としては、ストレッチが有効です。
もちろん仕事中であれば場所もありませんから、
軽いストレッチしかできません。
しかしやるとやらないでは、大きな違いがでます。
軽く回したり伸ばしたりで構いません。
腰に関しては、捻るストレッチが良いでしょう。
座ったままでも出来ますからパーキングなどで行いましょう。
ストレッチが効いてるか効いてないかわからない?
という人も結構います。
見極め方は、ストレッチした後に温かくなれば効いてる証拠です。
血流が上がりポカポカ温かくなるのです。
運転中の腰痛は、
筋肉を動かさないため酸欠を起こしてしまうのです。
酸素は血液が運びますので。
温かくなったなら筋の酸欠を解消できたと言って良いでしょう!
3-2 運転中の姿勢に気をつける
ストレッチ以上に重要なのが姿勢です。
これがほとんどの腰痛の原因となるのです。
注意するポインとは
- 深く座る
- 背もたれを利用する
- 顎を引く
- 膝と股関節の角度
です。
また、
深く腰かけたり、浅く座ったりして、心地よいと感じる位置を決めましょう。
もちろん深く座ると背もたれに沿わせる必要があります。
浅く座ると姿勢が良くなりやすいので、有効ではあります。
しかし、
それでも良い姿勢を意識する気持ちは持つ必要があります。
顎を引くと背筋が伸びて骨盤も正しい位置に戻ります。
顎を引くことは、良い姿勢のスイッチ!
といわれるくらいポイントになります。
もちろんデスクワークにも応用できるので覚えておきましょう。
そして膝の角度です。
100度くらいが一番疲れないと言われています。
しかし、
これも個人差があるので、
あなた自身が楽だなぁと感じる位置をみつけるのがポイントになります。
そして、
椅子の高さや前後の位置を調整してから運転しましょう。
正しいドライビングポジションをマスターすれば腰痛のリスクは減ります。
是非、意識していただきたいポイントです。
3-3 座ったまま腰をのばしたり、丸めたりする
良い姿勢は、長時間のドライブでも疲れにくくなります。
しかし盲点となるのが
〈良い姿勢も長く続けると疲労が溜る〉
のです。
運転の休憩時間には、
思い切り猫背のように身体を丸め休ませてあげましょう。
9の割合の良い姿勢と1の割合の悪い姿勢が、
身体を疲れにくくするのです。
腰痛持ちの人の多くは、
これが逆転してしまっている傾向があります
頑張って良い姿勢をキープした身体を休憩時間には、
休ませてあげましょう。
4 まとめ
配送業や送迎業などドライバーの仕事をしている方は、
腰や足に痛みやしびれを感じさせている方もいます。
仕事を辞めてしまう人の理由も腰痛の悪化による人はかなり多いのです。
しかし、
これも正しい腰痛の対処を覚えてさえしまえば、辞める必要もありません。
運転の仕事をつづけられるのです。
またデスクワークと車の運転を求められる営業マンなども腰痛の人が多いでしょう。
この場合も対策は変わりません。
本質は腰痛を治すのと変わりません。
疲労によっての腰痛は休むのが一番です。
しかし、
腰痛でも仕事で止む得なく運転せざるおえない人がいるのも事実です。
- 【正しい姿勢】
- 【適度な休憩】
- 【簡単なストレッチ】
の3つを無意識のうちに出来るようになれば、
運転中の腰痛からサヨナラできるでしょう!
是非、チャレンジしてみてください。
今回の話も参考になればうれしく思います。
それでは、次の記事でお会いしましょう。
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