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腰痛に良い姿勢を理学療法士が教える!症状で辛いあなたへ

腰痛に良い姿勢は

こんにちわ。

腰痛治療家で理学療法士のbayashiです。

腰が痛いと『姿勢が悪いからだね!!良い姿勢を意識しなさい!』

というように言われた事ってないですか?

僕、個人的には一度はあるかなぁと思うのですが・・・

  • 病院の先生
  • 整体師
  • 整骨院の先生
  • リハビリの先生
  • 友達

など、

一般の人から医療の専門家まで。

色んな人に言われたかもしれません。

確かに、

良い姿勢は、腰痛の改善につながるのは間違いありません。

しかし

『良い姿勢だと思っている姿勢が、実は(あなたには)悪い姿勢である』

『そもそも良い姿勢を意識する事を続ける事ができない』

という、2点が事実にあるのです。

つまり、

●【良い姿勢を意識しなさい】と伝える治療者が、
(患者さん、その対象者に)間違った良い姿勢の方法を伝えている

●そもそも、良い姿勢を意識する事を続けられない。

という2点が言えるのではないでしょうか。

そこで、

今回は、【正しい良い姿勢】というテーマで記事にしたいと思います。

さらに、

  • 良い姿勢の取り方の方法
  • 良い姿勢のチェック方法
  • 良い姿勢を取るとどんなメリットがあるのか?

という事についても言及しています。

腰痛に苦しんでいるあなたにとって、役に立つと思います。

この記事を読んで、

良い姿勢は、腰の痛みを改善させることができると感じて頂けたら幸いです。

それでは、本日もよろしくお願いいたします。

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1 腰痛に良い姿勢の正しい取り方を紹介する

腰痛を治す為には、

確かに【良い姿勢】を意識するのは非常に大切です。

一番重要と言われるくらい気を使わなくてはいけません。

ここでは、

良い姿勢の取り方について紹介していきたいと思います。

1-1 良い姿勢の知識

人間の背骨は若干のS字のようなカーブになっており、

首・胸・腰の骨がS字のようにカーブを描く事で、

頭の重さを支えています。

このS字カーブになっている事によって、

頭の重さを支えていたりしているのです。

また、

内蔵を守るためであったり、

地面からの衝撃をこのS字カーブが吸収する事で、

脳を守っているとも言われています。

このように、

人間の背骨が若干S字カーブのようになっているのは、

しっかりとした理由があるのです。

このS字のカーブを【生理的前弯(せいりてきぜんわん)】と言って、

理想的な人間の背骨の位置と言えます。

つまり、

良い姿勢を意識するためには、

この生理的前弯である、

【理想的な人間の背骨の位置】

を目指す事が必要になるのです。

1-2 良い姿勢になる意識

次に、良い姿勢になる為に、

一番大切な事は【意識をする】ことです。

これが何よりも大事と言っても過言ではないでしょう。

意識をしない限り、良い姿勢はとれません。

【え、、意識するって、方法論ではないじゃん】

と思うかとおもいますが、正直、これしかありません。

良い姿勢を取ろうと意識する事によって、

そこではじめて良い姿勢になれるのです。

確かに若干、マインド論的な事にはなってしまいますが、

この考え方は、

良い姿勢を保つ為に必要なので意識して貰いたいと思います。

また、

例えば、

もし、良い姿勢を強制的に保つ事をしても、

いずれ、時間が経つにつれて悪い姿勢になってしまうと思います。

それは、

人間は同一姿勢を長時間取る事が難しいからです。

良い姿勢を保つために、

サポートグッズなど使用しても良いでしょう。

何よりも、意識をしない限り、良い姿勢を維持し続けることはできない。

この考えは持って頂きたいと思うのです。

1-3 良い姿勢になる為の行動をする

良い姿勢になるためには、

筋力をつけたり、意識をしたりということが大事になってきます。

意識をするだけでも、姿勢はすごく変わります。

そして、

背中周りの筋肉もとっても影響するので、

筋力をつけることも非常に大事です。

姿勢をキープするためにも、

最低限の筋力が必要になってきます。

ですので、

筋力をつける行動をするのは必要になるでしょう。

 

その行動として良い姿勢をとることが、

実は『良い姿勢をとるための筋トレ』にもなっているのです。

なので、

良い姿勢を極力意識する事が筋トレにもなり、

良い姿勢の意識にもなるので、一石二鳥ともいえるでしょう。

1-4 良い姿勢の取り方を専門家に聞く(指導してもらう)

正直、一番良い方法はこれでしょう。

自分で良い姿勢だと思っていても、良い姿勢ではない。

という場合の方が多いのです。

つまり、

良い姿勢ではないという事です。

良い姿勢だと思っているだけで、実は、腰には悪い姿勢である。

なんていう可能性も少なくありません。

なので、

良い姿勢をどれだけ意識できるのか?

という事が必要になると言えるのです。

2 良い姿勢を取り続ける為に必要な事は何か?

良い姿勢を取り続ける為に、

必要な事もズバリ【意識をする】という事になります。

『え、、、なんだよそれ、、また同じことかよ、、、』

って思うと思いますが。

正直これ以外、正解がありません。
(補助として、良い姿勢になるためのサポート道具なもありますが、、、)

良い姿勢を取るためには、

『あ、悪い姿勢になっているな』と気づく事なのです。

そして、

悪い姿勢になっているから、

『良い姿勢にする』という意識の転換をするだけなのです。

これは、

簡単な事に思えるかもしれませんが、

正直できている人がかなり少ないです。

デスクワークで、

背もたれにもたれ掛かりすぎて、

仕事をしている人やソファにだら~んと座ってくつろいでしまう。

など。

腰や首に良くない姿勢を気づいていない間にとってしまっているのです。

この時に『良い姿勢にしなくてはいけない』という意識があれば、

良い姿勢に戻す事は簡単かと思います。

したがって、

良い姿勢をとるためには、【良い姿勢をとる】意識をする。

これが非常に大切になると思うのです。

意識していただきたいなと思います。

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3 良い姿勢か悪い姿勢か?チェックしよう(方法)

普段の姿勢がどのようになっているのか?

良い姿勢なのか?

悪い姿勢なのか?

これをチェックする事は非常に大切です。

ここでは、その方法を紹介していきたいと思います。

壁に真っすぐ立って良い姿勢を見抜く方法

まず、

壁に背中を向けてまっすぐ立つようにします。

踵から、おしり、背中、肩甲骨、後頭部を壁にぴったりとつけます。

その時に、

腰の後ろの方にどのくらいのスペースがあるのか?

というのがチェックポイントです。

簡易的な方法として、

正しい姿勢を知るためには、

腰と壁のスペースに手のひらが一つ分入るのかどうかです。

自然立位(自然体に立った姿勢)を横からみて良い姿勢かどうかをみる方法

また、

横から見ると、踵と膝、股関節、肩、耳のライン。

というのがまっすぐになっている状態が理想的な姿勢です。

壁に背中をつけてたってみるとわかるように。

壁に立った時に腰に手のひらが入るような隙間が空いていると、

理想的な良い姿勢ということが言えます。

自分の姿勢が気になる方は、

気になったら壁に立ってみるのがいいでしょう。

また、

悪い姿勢は、

背中と壁のスペースが手のひら1つ分以上の場合だったり、

肋骨が壁につかない場合などです。

このような姿勢は、

過度に胸を張りすぎていたり、

力が抜けすぎていたりで、腰に負担がかかりやすくなっている状態です。

このようにする事で、悪い姿勢なのかどうかわかるのです。

さらに、

腰と肩や背中が丸くなってしまい、

顎や首が前に突き出てしまう場合は、

背中・腰に力が入っていない状態であり悪い姿勢と言えるでしょう。

これは、

背中・腰に物凄く負担がかかる姿勢であり、

首や肩が凝ってしまう原因ともなってしまいます。

すぐにでも改善する努力をしてみるべきかと思います。

自分の姿勢をチェックする事は、

体を見直す為には必要になります。

是非、意識してみてほしいと思います。

4 良い姿勢のメリットってなに?

次に、良い姿勢のメリットって何でしょうか?

【見た目が良くなる】

まずは、

姿勢がいいと見た目がよくなりますよね。

姿勢がいい人はやはり綺麗に見えます。

または、

姿勢がいいと、腰痛や、肩こり、膝痛にもなりにくいと言えます。

姿勢が悪いと下肢を中心にして、

関節が痛んできたりします。

なので、

良い姿勢を意識するだけでも、

関節痛の悩みが解消されたり、予防にもつながります。

【動きやすい体になれる】

これは、

体が自然と動きやすくなる。という事です。

姿勢が悪いと、手が上げにくくなったり、

とっさの時に動けなくなってしまったりする事があるでしょう。

試してもらいたのが、

腰と背中が丸まり、顎と首が前に突き出ている悪い姿勢でバンザイをしてみてください。

きっと、手が肩より上に上がらないと思います。

しかし、

背筋をまっすぐにして、

首と顎も後ろに引いた姿勢の状態でバンザイをしてみてください。

きっと、腕や手が肩より後ろにいくと思います。

このように、

姿勢が悪いと動かしにくくなる関節が増えたりします。

なので、

姿勢が良いと『動きやすい体になれる』という事が言えるわけです。

是非、これも認識してほしいと思います。

5 良い姿勢は崩れるのが当たり前

姿勢は、崩れるのが当たり前です。

良い姿勢をしていても、

段々と時間がたつにつれて、崩れていってしまうのです。

これは、目次2でも伝えている部分ではありますが。

無意識のうちに姿勢は崩れてしまうので、

きちんと、良い姿勢を心がける意識をすることが大事になってきます。

良い姿勢を保つには、意識が大きく影響しているのです。

また、

筋肉もある程度必要になります。

特に必要なのは、

背中にある脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)という筋肉です。

この筋肉は背中全体についており、

この筋肉がある程度働いている事によって、姿勢を真っ直ぐに保っているのです。

なので、

この筋肉を鍛える事は良い姿勢を取るためには必要だと言えるでしょう。

この筋肉は、背筋運動で鍛える事が可能です。

【うつ伏せになって、上半身を持ち上げる】

という、簡単な動作だけでいいでしょう。

これだけで少し、体が真っ直ぐになり、良い姿勢になる事ができると思います。

是非、チャレンジして欲しいと思います。

6 まとめ

姿勢は、腰痛に大きな影響を与えます。

姿勢が悪いと腰痛になりやすいし、腰痛が悪化する場合もあります。

姿勢を良くするには、

【良い姿勢を覚える事】や【良い姿勢を取る意識】

が大事になってきます。

さらに、

背筋の筋肉をつけることも効果的でしょう。

良い姿勢を取る事は、【腰痛になるリスクを下げる】事に直結します。

これは、

間違いない事であり、明らかな効果を発揮するでしょう。

是非、あなたも良い姿勢を取る。

というのを意識して貰いたいと思います。

本日の話もあなたの参考になれば嬉しく思います。

最後までお読み頂きありがとうございました。


前の記事はこちら → 腰痛の再発のためにはどうすればいいのか?を話しています。

腰痛ベルトはアリかナシか?という疑問について答えています ← 前の記事はこちら


 

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