スポンサーリンク

腰痛は治療者との相性が良いと改善する。

腰痛の治療者は相性が大切

こんにちわ。

腰痛治療家で理学療法士の平林です。

体調がすぐれないときって、病院や整体、整骨院に行ったりして、医師やセラピスト(治療者)の力を借りますよね。

腰痛で、どうにもならない時には、治療を受けたり、アドバイスを求めにいくでしょう。

で、治療を受けに行っても、痛みが軽減しない、治らない、良くならない。

なんていう経験ってした事ありませんか?

これは、治療者の技術もさることながら、【治療者とあなた(患者)の相性が良くない】と治る痛みも治りにくいのです。

腰痛を治す為には、治療者との相性が大きな影響をあたえます。

簡単に言うと、信用できない人の言う事は聞きたくない!ですよね。

となると、治療者との相性が悪くて、信用できなければ、いくら治療の為でも話は聞けない。

というのが人間です。

つまり、治療者と患者の相性が合わないと治る痛みも治らない。という事です。

その中で、今回は、【腰痛と治療者の相性(関係)】について記事にしました。

この記事を読めば、
◎ 治療者との相性が腰痛に大きな影響を与えることを知れる
◎ 治療者に不安を抱いた時にどのようにすればいいのか?対策を知れる
といったメリットがあります。

是非、最後まで読んで欲しいです。

腰の痛みを治したい。と思っているあなたの力になると思います。

では、本日もよろしくお願いいたします。

スポンサーリンク
スポンサーリンク

腰痛は治療者との相性が大切

治療者と患者の相性は重要です。

以下に説明していきますね。

治療者との相性が良くないと治る腰痛も治らない

「相性」は治療に影響します。

例えば、単純に風邪をひいたとしましょう。

この場合の治療としては、投薬治療が中心になります。

なので、医師と患者の相性はほとんど関係ないかもしれません。

これは、治療者と接する時間も短いからです。

治療者が違っても、同じ薬が処方されれば、結局のところ、治るし、完治するまでの流れは一緒でしょう。

つまり、薬だけの対処や処方であれば、結果的に同じだし、良くなりやすい。という事が言えるでしょう。

ところが、腰痛ではどうでしょうか。

腰痛の場合は、普遍的な症状であるし、症状が全く一緒である。

とは限りません。

なので、治療者の腕の技術によって、治るか、治らないか決まってくると言えます。

その中で、まず、腰痛の治療には特徴的なことがあります。

以下に腰痛の特徴を挙げてみます。

【腰痛とその治療の特徴】

・原因が特定できないことが多い(非特異的腰痛(原因が特定できない腰痛の事):全体の約85%と言われる)

原因がわからないため、納得のいく説明が受けられないことがある。
このことで治療者に対する不信感へつながることがある。

・検査で治療経過(変化)がわかりにくい

腰痛の原因や治療途中の変化が検査ではわかりにくい。
客観的なデータが得にくい。

・様々な治療法がある

薬物療法(鎮痛薬)、ブロック療法、運動療法、物理療法、徒手療法、日常生活指導等多くの治療法がある。

・同じ治療をしても人によって効果が違う

腰痛の原因・状態は様々で、効果を感じにくい治療法もある。
治療に効果を感じられない場合、治療者への不信感へつながることがある。

・治療に時間がかかる

長期間、治療者と接していく必要があるため、良好な関係性が必要となる。

・精神的なものを含め、腰痛の原因には様々な要因が関係している

治療者と相性が合わない→ストレス→腰痛悪化

・治療者から受ける治療だけでは治らず、自分での対策が必要(自主トレなど)

治療に対する不信感→モチベーションの低下→日常の対策が継続しにくい

主な特徴だけでもこれくらい思いつきます。

特に腰痛が精神的な影響を受けることや自分での対策(自主トレ)は重要なことです。

治療者との相性が悪ければ、それは精神的なストレスとなり、腰痛治療にとってはマイナス要因となります。

また、相性が悪い治療者の言うことは信頼できないいし、その治療者が提示する治療法に対して、モチベーションを保つことができない。

という事も考えられます。

だって、いくら医者や治療者である、先生だからといって、もし、その治療者を信頼できない場合って、言う事は聞きたくないですよね。

つまり、治療者と患者の信頼関係がないと治せる腰の痛みも治しづらいし、治らない。

と考えて良いと思うわけです。

治療者が患者さんの上に立ってはいけない

治療者は患者さんの上に立ってはいけません。

こちらは治療者で、治してやる立場なのだから、患者はただ治療者の言うことを聞いておけばいいんだ!!

という考えになってしまってはダメですよ。

というお話です。

筆者の経験で、患者に対して治療者が「あなた(患者)は、私の言う事だけを聞いていれば良いんだ。」と言っているのを聞いたことがあります。

これは、典型的な上からの言葉です。

最近はこのようなことを耳にすることは少なくなったかもしれませんが・・・・

治療者と患者さんは同等の立場(治療者が下に出るくらいの気持ち)であるべき。だと私は思っています。

もちろん、患者さん側には、治療してもらっているという感情が生まれるでしょう。

しかし、だからと言って治療者側が上に立ってはいけないのです。

なので、痛みが改善したからといって、「あなたが良くなったのは、私(治療者)のおかげである。」

と考えてはダメだということです。

私はこのように考えています。

患者さんも治療者の指導を聞かないといけない

逆のことがないわけではありません。

治療者は正しい内容を患者さん側に伝えているのに、患者さん側が耳を貸さないこともあります。

自分の体のことは、自分が一番わかっている。

あなたに何がわかるの?。

と心の中で思ってしまう時もあるでしょう。

しかし、良い治療者は、専門家として長年の知識と経験を有して治療成績を挙げています。

患者側も、その知識と経験に基づく治療を理解し、受け入れる態度も必要になります。

自分の感覚だけで治療法を受け入れない態度は、良くなる可能性を低くしてしまいます。

選択肢は幅広く持って、治療法を試してみようという患者さん側の心の持ちようも大切な要素です。

治療者と患者は二人三脚で進めないとダメである

お伝えしてきたことをまとめると。

治療は、治療者と患者さんが同じ立場に立って、お互いを尊重・信頼し、力を合わせることが必要ということになります。

どちらが上に立ってもいけないのです。

患者さんは、自分の状態について正確に治療者へ伝える必要があります。

治療を開始したら、治療による状態の変化を記録して、これもまた正確に伝えることが大切です。

例えば、「この治療を開始して7日目から朝起きた時の腰痛が軽くなった」など、記録しておいて、それを次の診察の時に治療者に伝えるとよいでしょう。

効果がなかった時も同様に、「指導をうけていた○○をしたが、実施した翌日に腰痛が悪化した」などと教えてくれると、あなたの状態がわかるので助かります。

しかし、「いや、どうですかねえ」というようにあいまいな返答だと良くなっていない。

と判断できるので、もし、腰の痛みが軽減していたとしても悪いと判断されてしまうのです。

となると、治療者側は、治療の方針を決定しづらいわけです。

治療者は治療効果を評価して、その治療法の継続や変更を検討します。

画像検査で評価しにくい腰痛においては、患者さん側からの訴えが重要な情報となります。

この情報量が少なくては、治療効果が判定しにくいのです。

治療者側は、患者さん側からの訴えや情報を寸分逃さず聞き取って、それをもとに、治療効果を判定し、継続するか別の治療法に変更するか検討しなければなりません。

腰痛の原因には様々なものがありますから、多くの原因に対処できる治療手技・知識を持っておく必要もあるでしょう。

どのような患者さんに対しても、ワンパターンの治療だけでは治らない可能性もあります。

また、治療については、説明して同意を得ることも大切です。

腰痛の考えられる原因や状態、治療の方針、期待できる効果などについて説明して、十分に納得していただく必要があるでしょう。

このように治療者と患者さん側は力を合わせ、いわば二人三脚で治療を行っていくことが重要であると思うのです。

治療者に不安を抱いたら、すぐに担当を変えてもらおう

患者さん側が、治療者を信頼し受け入れる態度で接しても、どうしても信頼できない、治療法に対する不安があるなどが続く場合もあるでしょう。

このような場合は、担当を変えてもらうことも有効です。

というのも、治療者側も、相性の問題などで担当変更の希望を伝えられる経験はしています。

なので、気にせず希望を伝えましょう。

治療者の人員数の問題、あるいは感情的な問題で、治療を受ける場所で担当を変えてもらうのが無理な場合もあるでしょう。

こんな時は、思い切って他の病院やクリニックなどに変えてもいいと思います。

昔は、治療を受ける者が治療者を選ぶということは現実的ではありませんでした。

しかし、現代は違います。

患者さんが、治療者を選ぶのが当たり前です。

もはや普通です。

治療に不安を抱かず、信頼して治療を受けられる治療者を見つけて、納得できる状態で治療をしましょう。

その方が時間とお金が有効に使えるし、治療者も患者さんにもメリットしかありません。

もし、治療者を信頼でいない場合は、思い切って担当の変更をお願いするか、別の治療院へ移動するべきでしょう。

このように考えてほしいです。

まとめ

今回は、腰痛と治療者との相性についてお伝えしました。

原因が特定しにくく、多くの治療法が存在する腰痛の治療において、自分に合った治療者を選択することは簡単ではありません。

精神的な面が影響する腰痛治療では、治療者を信頼できることが治癒効果を高めると考えられます。

治療者と相性が合わない、信頼ができないなどと感じるときは、担当を変えてもらうとよいでしょう。

ただし、治療を受ける者として、治療者の方針に従ったり、治療に協力したりする態度を忘れてはいけません。

腰痛治療は、長期におよぶことも珍しくありません。

治療者と患者さんが力を合わせて目標に向かうことが大切であるといえます。

是非、このような思考で腰痛を治す努力をして欲しいと思います。

本日も最後までありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました