こんにちわ。
腰痛治療家で理学療法士の平林です。
朝の腰痛で一日を台無しにしてしまう人が、山のようにいます。
というのも、
腰痛は、3人に1人は抱えていると言われている程の症状であるので。
朝の腰痛に苦しんでいる人がいてもおかしくないでしょう。
と思うわけです。
で、
朝の腰痛はどうやって対処すればいいかというと、起き方に注意を払う事です。
起き方を工夫するだけで、朝の腰痛が軽くなる可能性が高いのです。
腰痛持ちの方も、悪化させないためには、どういった起き上がり方をすればいのでしょうか?
気になりませんか?
知りたくないでしょうか?
さらに、
正しい起き上がり方を身に着けたら、一生腰痛に困らなくなる。
という可能性も大きくあるでしょう。
なので、是非、知っておくのは有利かなぁと思います。
という事で、今回は、
【腰に良い正しい起き上がり方】
というテーマでお伝えしたいと思います。
- 朝の腰痛で苦しんだ経験がある
- 朝、腰痛で起き上がるのが辛い
というあなたには、必見の内容だと思います。
是非、最後まで読んで参考にしてほしいと思います。
では、
本日もよろしくお願いいたします。
1 朝に腰が痛い時の起き方を紹介
朝に腰が痛い場合の起き方はどのような起き方がいいのでしょうか?
起き方別に紹介していきたいと思います。
【うつぶせになって起き上がる】
腰痛がある際には、うつぶせになって起き上がることは、痛みが少なく起き上がれる起き方になります。
うつぶせになっている段階で、四つん這いの姿勢になってから、ゆっくり起き上がります。
これは、腰への負担を軽減して起き上がることができます。
起き上がる際に痛みもそこまででない場合もあるでしょう。
【横向きになって起き上がる】
次に、横向きになって起き上がる方法です。
仰向けやうつぶせなど。
寝ている体勢から、まず横向きになります。(どちらが下でも良い)
・ベッドの場合
足を下ろして、肘や手でベッドを押し付けて、肘と手の力で上半身を持ち上げて起こしていきます。
・床の場合
横向きになってから、四つ這いを目指します。
また、何かに捕まる物があれば、それを台替わりにして、手をそれについて、手の力使いながら起き上がります。
そこから四つん這いの姿勢になって起き上がることによって、腰に負担をかけずに起き上がることができます。
・何かに掴まっておきあがる
何かにつかまって起き上がる。
これは、一番楽だし、安全だと思います。
寝ているそばに何かつかまるものがある際には、つかまって起き上がりましょう。
それによって、腰の負担を軽減できます。
布団で寝ている時には、つかまって起き上がることは難しいかもしれません。
しかし、
椅子や台など何かしらベッドの近くに捕まる物があれば、その道具を使っちゃいましょう。
極力負担を軽減できるようになるのが、ベストです。
布団など、どうしてもつかまるものがないときには、四つん這いの姿勢になってからおきあがることによって、腰に負担が掛からないようにしましょう。
2 腰痛に良い寝方ってなにか?
では、腰痛に良い寝方というのはどういった寝方なのでしょうか?
以下に紹介したいと思います。
横向き
腰に負担のかからない寝方としては、横向きに寝ることが腰に負担が掛からない寝方と言われています。
しかし、腰が楽だと感じる寝方は個人差があります。
なので、横向きが好きな人もいれば。
うつぶせ、仰向けが好きな人もいるでしょう。
これは、あなた自身が寝やすい寝方でいいと思います。
横向きに寝る際には抱き枕があると寝やすくなるでしょう。
寝やすいのが一番です。
是非、試してみてください。
仰向け
次には仰向け寝が腰に負担が掛からない寝方とされています。
仰向けは、わりといろんな箇所に負担が掛からない寝方とされています。
また、
仰向けで寝ている時に、膝の下にクッションなどをいれると、腰の位置状態が変化するので、一層寝やすくなったりします。
寝ている時にひと工夫するだけで、とっても寝やすくなるのです。
試してほしいと思います。
うつぶせ
では、うつ伏せです。
うつ伏せは腰が反ってしまう状態いになります。
この反ってしまう角度と負荷に個人差が大きく反映されます。
なので、
腰に負担がかかってしまう人もいるし、全く負担がかからない人もいるのです。
うつぶせ寝は、腰を伸ばすのに最適な姿勢であり、腰痛の人には腰を伸ばす事も一種必要でしょう。
是非、うつ伏せで寝るのを試して実感してみてほしいなと思います。
ムリにうつ伏せをする必要もありません。
痛みがある時はすぐに中止しましょう。
そういう方はうつぶせ寝で寝ても大丈夫です。
一番良いのは、自分が寝てみて、痛みが感じない寝方です。
もし、
どの体勢も寝づらかったり、痛みが出てしまったりした場合は、
- 背中にクッションを置く
- 首の下に丸めたバスタオルを敷く
- 枕を入れ変えてみる
- 抱き枕をしてみる
などの工夫をしてみてください。
諦めなければ、必ず貴方に適した寝方をみつけることはできると思います。
3 寝具を上手に使う方法・どんな寝具が良いのか?
では、腰痛持ちのあなたにとって寝具はとっても重要です。
寝具一つで寝やすさや疲れ具合いが変わりませんか?
という事で、腰痛持ちのあなたにはどういった寝具がいいのでしょうか?
腰痛持ちの方は、あまり柔らかすぎる寝具は向いていないといわれています。
腰が沈みすぎてしまうので、腰に負担がかかってしまうのです。
硬すぎても、体がこってしまうので、柔らかすぎず、硬すぎず、少し固めの寝具が向いているようです。
ベッドのマットでもわりと固めが良かったりといわれています。
また、
畳に布団をしくのが、腰痛持ちの方には寝やすいとも言われています。
実際、寝てみて、自分の体が沈みすぎない寝具が一番体に負担はかかりません。
なので、
寝具を選ぶ際には、実際に自分で寝てみて、選ぶ必要があるでしょう。
もし、柔らかすぎると感じた際には、下にマットレスをしいてみたりするだけでも違ってくると思います。
ひと工夫で寝具自体もだいぶ変わってきます。
なので、
あなた自身が寝やすいように、腰痛が悪化しないように、工夫してみましょう。
立った少しの工夫だけで、あなたの腰痛も楽になるかもしれません。
是非、試行錯誤してみて欲しいと思います。
4 まとめ
いかがでしたでしょうか?
腰痛持ちの方の寝具や寝方、起き上がり方についてかいていきました。
我々、人間にとって、寝ることは生きていく上で大事な時間になります。
これは、体を休める時間になるので、その際に、きちんと体を休めるようにしたいですよね。
そうでないと、治る腰痛も疲れによって、治らなくなってしまうかもしれません。
こんなの嫌ですよね。
辛いだけですよね。
寝ている際に体に負担がかかってしまっていたら、腰痛も良くなりません。
という事で、質のいい睡眠をとるように、
あなた自身に適した、寝具、起き方、寝方をみつけて、腰痛が少しでもよくなるように心がけるようにしましょう。
また、
まだ腰痛になっていない方も、この朝の起き上がりで、ぎっくり腰になってしまったりする方もいます。
なので、
朝、起き上がる時には十分注意して、起き上がるようにしましょう。
目が覚めたら、突然起き上がらずにゆっくり起きるだけでも違ってきます。
慌てずにゆっくりと起きるようにしてみましょう。
あなたの腰痛が悪化しないように。
早く治るように。
心から願っています。
本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
次の記事もよろしくお願いいたします。